「すっきり便秘解消」は、便秘を解消するための様々な情報をお伝えします。
食物繊維は食べ物の残りかすです。人間の消化酵素では消化されない成分なので、長い間体にとっては必要のない物だと考えられていましたが、近年、排便を促して便秘を解消する上でとても重要な物であることがわかってきました。
糖質、脂質、タンパク質、ビタミン類などのその他の栄養素は小腸まででおおかた消化・吸収されますが、食物繊維はそのまま大腸へ送られ便の材料になります。
大腸を刺激して蠕動運動を起こさせ、排便を促すためには、大人の場合1日あたり20?25グラムの食物繊維をとることが必要とされており、平均的な日本人の摂取量はかなりこれを下回っているそうです。
寒天30グラムで23.5グラム、エノキタケ1パックで3グラム、干しひじき20グラムで9グラムの食物繊維が含まれています。又、ほうれん草1束で7.5グラム、バナナ1本で1.7グラムです。かなり意識しないと1日に20?25グラムを摂取することは大変です。
そしてこれらの食物繊維は、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を1対1の割合でとることがもっとも理想的な食事です。
一般的に穀類には食物繊維が豊富に含まれていますが、これらはセルロースという不溶性食物繊維です。その他には、ヘミセルロースがふすまや緑豆、リグニンがココアや野菜に含まれています。
果物にはペクチン、こんにゃくに含まれるグルコマンナン、海藻のヌルヌルした成分にアルギン酸ナトリウムといった水溶性食物繊維が含まれています。
野菜から食物繊維をとる場合には、生野菜で食べることの出来る物より、火を通して食べる野菜の方に多くの食物繊維が入っています。レタス、キュウリ、キャベツなどの淡色野菜よりも、ほうれん草、ブロッコリ、カボチャなどの緑黄色野菜の方が良いでしょう。